石垣島の海を守る——2026年も産卵保護区6カ所で採捕禁止スタート

毎年この季節になると、石垣島の海は「繁殖の季節」を迎えます。

ハタ(ミーバイ)、フエフキ(クチナジ)、イソ、ヤイソ——地元の人になじみ深いこれらの魚たちが産卵のために集まる海域を守るため、2026年4月17日(旧暦3月20日)から、石垣島周辺の産卵場保護区6カ所で採捕が禁止されています。禁止期間は6月14日までです。


どこが禁止区域になるの?

ピンク色のエリア(期間限定:4月17日〜6月14日)

  • インダビシ
  • トーシングチ
  • ヨナラ水道
  • マサーグチ
  • カナラグチ
  • ユイサーグチ

黄色のエリア(通年)

  • 川平保護水面
  • 名蔵保護水面

川平と名蔵はもともと年間を通じて規制されていますが、産卵シーズンのこの時期は特に保護区への立ち入りに注意が必要です。


禁止されるのは魚だけじゃない

保護区内では、沖縄海区漁業調整委員会の指示に基づき、すべての水産動植物の採捕が禁止されます。

魚はもちろん、タコ、イカ、アーサ(ヒトエグサ)、コンブ類なども対象です。川平・名蔵では魚類を除くすべての水産動植物の採捕が禁止されています。


観光客やレジャー利用者も要注意

石垣支所によると、保護区のルールを知らないまま釣りをしたり、ボートで入り込んだりする市民や観光客が後を絶たないといいます。

魚が産卵のためにストレスを受けやすいこの時期、保護区内での航行や停泊も自粛が呼びかけられています。

八重山漁協は観光客への周知にも力を入れており、「人間の発する物音や刺激が産卵に影響を及ぼす可能性がある」として注意を促しています。シュノーケリングやダイビングを楽しむ方も、エリアの確認を忘れずに。


なぜこの時期に保護するの?

ハタ類やフエフキ類は、旧暦3月〜4月にかけて特定の海域6カ所に集まって産卵する習性があります。この「産卵集合」の時期が最も乱獲に弱く、ここで根こそぎ獲られてしまうと資源の回復が難しくなります。

石垣水産海洋技術センターでは水産資源の巡回調査も継続して実施しており、データに基づいた管理が年々積み重ねられています。


石垣島の海の豊かさを守るために

シュノーケリングやダイビングで石垣の海を楽しむ人にとっても、この水産資源管理の取り組みは決して無関係ではありません。魚が多く豊かな海こそが、石垣島の魅力の根幹です。

2026年も、ルールを知って、海を楽しみましょう。

【石垣島】ミーバイやクチナジを守ろう!産卵保護禁漁区がスタート (4/17〜6/14) 【ルールとエリア解説】
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