2つの御嶽で行われる平得種子取祭
毎年1月に行われる石垣島平得村の祭り「種子取祭」。
平得村はピサイ村とも呼ばれています。
世願いの儀式
平得種子取祭は、初めに多田浜という浜にある「多田浜(ただはま)御嶽」で、ユーニガイの儀式が行われます。(世願いの儀式)
この場所は、八重山最高神職の大阿母「多田ブナリ」が、首里から帰る途中に遭難にあってしまいベトナムに漂流。そこから戻る島に際に五穀の種子を持ち帰り上陸した場所とされています。
奉納儀式
ユーニガイの儀式が終わった後は「大阿母御嶽」で、旗頭や伝統舞踊、エイサーなどの奉納を行います。
住人の皆さんは、ハマカザでつくった草の冠をつけ参加します。
その御嶽で行われる儀式のなかに有名なカタパル馬という儀式があります。
馬に乗って御嶽の前を颯爽と走り抜けるカタパル馬。
祭のラストを飾る奉納儀式です。
地域住民以外の方も見学ができますので、石垣島の伝統行事に興味のある方は地域の祭りを見てみましょう~。
【石垣島の伝統行事「平得種子取祭」観光指数-こんな方におすすめ-】
・島の伝統行事に興味にある方にオススメ
・町の中を馬が駆け抜ける姿を見てみたい
・のどかな島の雰囲気を味わいたい。
石垣島観光オススメ度:★★★★☆(5段階)
※ご覧になる際は地域の方の邪魔にならないようマナーを守ってご覧ください。