はいさい! 石垣島をドライブしていると、どこまでも続く緑の絨毯、サトウキビ畑に出会いますよね。

風が吹くと「ざわわ〜」と揺れるあの音と風景。「あー、石垣島に来たなぁ」と感じさせてくれる、まさに島の宝物です。
でも、いつも何気なく見ているあのサトウキビ畑には、私たちが知らない**「へぇ〜!」なヒミツ**がたくさん隠されているのをご存知でしたか?
今回は、サトウキビ畑の驚きの裏側をご紹介します!
🎋 その1:みんな同じ顔に見えて、実は個性派揃い!
広大な畑に生えているサトウキビ。一見すると全部同じに見えますよね?
実は、一本一本、顔(品種)が違うんです!
- 早く育って甘くなるタイプ(例:「農林8号」など)
- 台風の強い風にも負けない、がっしりしたタイプ
などなど、色々な個性を持った品種があります。
島の農家さんたちは、畑の土の状態や植える時期に合わせて、「この畑にはこの子が一番!」と、ベストな品種を選んで育てているんですよ。まさにプロの技ですね。
🎋 その2:衝撃の事実!作られているのは「黒糖」じゃなかった!?
「石垣島のサトウキビ=美味しい黒糖」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?実はここが、最大の「へぇ〜」ポイントです。
石垣島の大きな製糖工場で作られているのは、ほとんどが**「分蜜糖(ぶんみつとう)」**と呼ばれるものなんです。
- 分蜜糖とは? サトウキビの汁から「お砂糖の結晶だけ」を取り出したもの。これが大きな船で本土へ運ばれ、皆さんが普段使っている「上白糖(白いお砂糖)」などの原料になります。
- じゃあ、黒糖は? サトウキビの汁を、栄養やミネラルも丸ごとそのまま煮詰めて作った、特別なものなんです。
石垣島は昔から「糖業立島」と言われるほど、サトウキビ産業が島の経済を支えてきましたが、その中心は「お砂糖の原料(分蜜糖)」作りだったんですね。

🎋 その3:島の未来を守る新技術「深溝植付」がすごい!
島の経済を支える大切なサトウキビ産業ですが、毎年のように来る強力な台風や、農家さんの減少など、課題も山積みです。美しい風景を守り続けるのは簡単ではありません。
そこで今、島の未来をかけた新しい挑戦が始まっています。
その名も**「深溝植付(ふかみぞうえつけ)」**。
これは、サトウキビの苗を今までよりも「ずーっと深く」に植えるという新しい技術なんです。
「深く植える」と何が良いの?驚きのメリット
ただ深く植えるだけと侮るなかれ。これには一石二鳥どころか、一石四鳥くらいのメリットがあります!
1. 台風に負けない強い子に! 根っこが地面の深くまでしっかり張るため、家の基礎を頑丈にするように、強い台風が来ても倒れにくくなります。
2. 収穫量アップの期待! 収穫した後も、深いところにある株がしっかり残るため、次の年も元気な芽がたくさん出てきて、収穫量が増えると期待されています。農家さんも大助かり!
3. 環境にやさしい! 畑を耕す範囲が少なくて済むので、トラクターを使う時間が減り、環境への負担も軽減されます。
4. そして、サンゴ礁を守る! これが一番のポイントかもしれません。深く植えることで、大雨が降っても畑の「赤土」が海に流れ出すのを防いでくれます。つまり、石垣島の美しいサンゴ礁を守ることにも繋がるのです!
まとめ:いつもの風景が、ちょっと違って見えてくる

農家さんを助け、経済を支え、そして島の美しい海(サンゴ礁)まで守る。 「深溝植付」は、まさに石垣島の未来を守る希望の技術ですね。
いつも何気なく見ていたサトウキビ畑。そこには、島の深い歴史と、未来への熱い挑戦が詰まっていました。
次に石垣島でサトウキビ畑の横を通る時は、「ざわわ〜」という音に耳を傾けながら、がんばる農家さんやサトウキビたちの姿を、ちょっと違った目線で見てみてくださいね。
